膵臓がんの治療のガイドラインとして日本膵臓学会が作成し、医療従事者が共有する資料です。
現時点での治療のエビデンス(科学的根拠)や推奨度合いなど、幅広く載っています。
前回の出版は2013年版でしたので、3年ぶりの刷新です。
今回は、緩和療法医師や精神腫瘍学医師、がん看護専門看護師、がん専門薬剤師、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士なども参加して書いているとのこと。
また、コラムとして粒子線治療のことや、うつに対して、心理的・社会的・経済的な問題について、パンキャンジャパンの取り組みといったことも載っています。
前回のものに比べると、治療内容ばかりだった印象から、だいぶ患者の感覚寄りになった印象です。(支持療法などが載っているからだと思います)
自分でできる生存期間の延長に効果があるものとして、ガイドラインでも「成分栄養療法」が挙がっています。
エレンタール・EPAといった栄養を摂ることで、膵臓がん患者でも簡単に吸収ができ、悪液質による体重減少を抑えられるとされています。
エレンタールについては、有意に生存期間の延長が認められているという報告もあります。また、悪液質が予後の良し悪しを左右しますが、こちらも生存期間と相関関係があるとされています。
▼詳しくは記事にしていますので、こちらをどうぞ。
エビデンスや今の最新の情報を知りたい方は、少し難しい内容ではありますが、読んでみることをおすすめします。
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