「膵癌診療ガイドライン」が刷新されました(2016年版)

「膵癌診療ガイドライン」が刷新されました(2016年版)

膵臓がんの治療のガイドラインとして日本膵臓学会が作成し、医療従事者が共有する資料です。

現時点での治療のエビデンス(科学的根拠)や推奨度合いなど、幅広く載っています。

前回の出版は2013年版でしたので、3年ぶりの刷新です。

今回は、緩和療法医師や精神腫瘍学医師、がん看護専門看護師、がん専門薬剤師、医療ソーシャルワーカー、管理栄養士なども参加して書いているとのこと。

また、コラムとして粒子線治療のことや、うつに対して、心理的・社会的・経済的な問題について、パンキャンジャパンの取り組みといったことも載っています。

前回のものに比べると、治療内容ばかりだった印象から、だいぶ患者の感覚寄りになった印象です。(支持療法などが載っているからだと思います)

 

自分でできる生存期間の延長に効果があるものとして、ガイドラインでも「成分栄養療法」が挙がっています。

切除不能進行膵癌に対する成分栄養療法は状態の改善に有効か?

エレンタール・EPAといった栄養を摂ることで、膵臓がん患者でも簡単に吸収ができ、悪液質による体重減少を抑えられるとされています。

エレンタールについては、有意に生存期間の延長が認められているという報告もあります。また、悪液質が予後の良し悪しを左右しますが、こちらも生存期間と相関関係があるとされています。

▼詳しくは記事にしていますので、こちらをどうぞ。

岡山赤十字病院が紹介する!膵臓がん患者さん向け栄養剤エレンタールの飲み方

2016.07.22

悪液質の仕組みと対処法

2016.07.02

エビデンスや今の最新の情報を知りたい方は、少し難しい内容ではありますが、読んでみることをおすすめします。

このページをシェアする

【膵臓がんでも幸せに楽しく生きる】からお知らせを受け取るには?

お母さんプロジェクトチーム
いつも【膵臓がんでも幸せに楽しく生きる】をご覧いただきありがとうございます。

FacebookやTwitterではがんの最新情報やおすすめの癒し情報など随時配信中です。ブログの更新もお知らせしているので、ぜひ登録して活用してくださいね♪

▼Twitterをフォローする

▼Facebook いいね!

お母さんプロジェクトチーム
↓のランキングボタンを押すと、この記事を他の患者さんにも読んでもらえる可能性が高くなります。よろしければご協力の程お願いいたします。

 

⇒すい臓がん ブログランキングを見る ⇒FC2 ブログランキングを見る

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)