一覧表で解説!手術後(胃を切除した人)の日々の食事目安

手術後(胃を切除した人)の日々の食事目安について

闘病・看護をしていく中で、とても気になるのが食事。

何をどう食べたらいいのか、栄養士さんから説明があっても、なんだかよくわからない。特に料理が苦手、なんて人には日々の食事を考えることが大きな負担になります。(うちがそうでした)

なので、胃を切除した人はどんな食事を摂ったほうがいいのか、とにかく分かりやすくまとめたいと思います。

術後、一日に摂りたい食品例

まずは、病院からもらった資料をもとに、十二指腸切除術で胃を取ったあとの一日の食事目安をまとめます。

病院が勧めているのは一日「1,600kcal」ということですが、
人によって(男女・運動の有無などで)必要なカロリーは異なります。気になる方は日本医師会のページで一日に必要とされるカロリーを簡単に計算できます。(ページ一番下にボタンがあります)

ただ、術後は食欲が落ちたり、ダンピングや吐き気が出たりと、術前のようにたくさん食べるのは大変です。

まずはどの栄養素をどの程度の割合で食べるのを勧めているのかを「把握する」目的で見てみてください。

手術後(胃を切除した人)の日々の食事目安について カロリー別で見た割合

カロリー別で見た割合

分量(g)とカロリー(kcal)は別なので(肉や油は少しの量でたくさんカロリーがあります)、そもそもそれぞれどのくらいのカロリーを摂ればいいのでしょう。

計算したらこうなりました。

糖質 : タンパク質 : 脂質 : ビタミン・ミネラル = 4 : 4 : 1 : 1

ただ、あまり食べられないときは、体力をつけて回復を早めるために良質なタンパク質をたくさん摂ったほうがよいということで、特に意識してタンパク質を摂るようにしたほうがよいようです。

補足
タンパク質は血液や筋肉を作り、さらには胃の粘膜や消化液の材料になります。

ではそれぞれの栄養素ごとに摂りたい分量を見てみましょう。(青字を見るとだいたいの量がわかります)

 

1日に摂りたい糖質の量

穀類 イモ類 砂糖類
米飯 食パン イモ類 砂糖
精白米を茶碗に
軽く2杯
6枚切りの食パン
1枚
じゃがいも
中サイズ1個
上白糖
大さじ2
200g
(340kcal)
60g
(160kcal)
50g
(35kcal)
20g
(80kcal)
糖質 320g(615kcal)

 

1日に摂りたいタンパク質の量

乳類 卵類 魚類 肉類 大豆製品
牛乳または
ヨーグルト
魚介類 肉類 大豆・
大豆製品
牛乳200ml
1杯
または
ヨーグルト100g
全卵
Mサイズ1個
まがれい水煮
切り身1きれ
豚肉ロース
(ゆで)
肉団子サイズ3個
木綿豆腐
1/3丁
牛乳200g
(135kcal)
ヨーグルト100g
(60kcal)
50g
(80kcal)
80g
(90kcal)
60g
(200kcal)
100g
(70kcal)
タンパク質 490g(575kcal)

 

1日に摂りたい脂質の量

油脂類
油脂類
サラダ油大さじ2

20g
(185kcal)

脂質 20g(185kcal)

 

1日に摂りたいビタミン・ミネラルの量

緑黄色野菜 その他の野菜 海藻・きのこ・こんにゃく くだもの
緑黄色野菜 その他の野菜
(淡色野菜)
海藻・きのこ・こんにゃく くだもの
ほうれんそうの
お浸しを
小鉢に軽く1盛り
×2皿
中サイズの
キャベツ(ゆで)
4枚分
特になし バナナ(生)1本
またはリンゴ半分
100g
(25kcal)
200g
(40kcal)
0g 100g
(90kcal)
ビタミン・ミネラル 400g(155kcal)

なんとなく、このくらい食べれば1,600kcalになるというのがわかったらOKです。毎日絶対これを摂らないといけないというわけではないので、ご自身の体調や「これ食べたい」という気分に合わせて調整してください。

もしこんな量を食べられない、ということであれば、タンパク質(↑赤色の部分)を意識して摂りましょう。

手術後(胃を切除した人)の日々の食事目安について 術後の食事

術後の食事

手術のあと、すぐには食べられないもの、食べないほうがいいものがあります。そして、時間が経てば食べても平気になるものもあります。

 

時期問わず控えめにしたほうがいい(たくさん食べないほうがいい)食品

  1. 噛み切りにくいもの
    イカ、タコ、こんにゃく、貝類(アサリやアワビ)など
  2. 繊維の多いもの
    長ネギ、れんこん、ごぼう、たけのこ、ふき、ぜんまい、わらび
    きのこ類、海藻類、皮ごと食べる柑橘類(みかんなど)、干した果物など
  3. 油っぽい料理
    天ぷら、フライ、ラーメンなど
  4. 脂肪や油脂を多く含むもの
    ベーコン、ピーナッツなど
  5. 甘味の強いもの
    果物の砂糖漬け、ようかん、おしるこなど

基本的に、消化に悪そうなものは少なめにしておいたほうがいいですね。

上記のものは、術後6カ月経ってから食べ始めたほうがいいみたいです。5の甘味が強いものは、血糖値が急に上がることが関係しているのか、控えめのほうがいいようです。

手術後(胃を切除した人)の日々の食事目安について 術後、「時期ごと」の食事

術後、「時期ごと」の食事

では次に、いつどんな物が食べられるのか、食べないほうがいいのかです。

当時、この頃にはこれがOKという一覧表を病院からもらっていましたが、「じゃあ今、結局なにを食べちゃいけないの?」というのが分かりづらかったので、「まだNG」という欄を設けています。

 

退院の頃(1日5~6回に分けて食べる)

食品群 OKな食品 まだNGな食品
穀類 粥、やわらかいごはん、
食パン、バターロール、
うどん、マカロニ、お麩、
クラッカー
×もち、そば、ちらし寿司、赤飯、
炒飯、おにぎり、フランスパン、
ラーメン、スパゲッティ、焼きそば、
とうもろこし
イモ類 里芋、じゃがいも、長芋 ×サツマイモ、焼き芋、フライドポテト
砂糖類 砂糖、ジャム、はちみつ ×特になし
乳類 牛乳、ヨーグルト、チーズ ×特になし
卵類 卵豆腐、だし巻き卵、
ソフトオムレツ、半熟卵、
茶碗蒸し
 ×目玉焼き
魚類 白身魚、はんぺん、エビ、
ほたて貝柱
×まぐろの赤身の刺身、さばなどの青魚、
天ぷら、白身魚のフライ、イカ、タコ、
うなぎ、穴子、さつま揚げ
肉類 鶏ささみ、鶏肉(皮なし)、
脂肪の少ない挽肉、
レバーペースト、
牛肉・豚肉の赤身(しゃぶしゃぶ用)
×焼き鳥、トンカツ、天ぷら、
餃子、春巻き、カレーライス、
牛たたき、焼肉、すきやき、
酢豚、ローストビーフ、ハム、
ソーセージ、焼豚、牛・豚ヒレ肉、
牛肉・豚肉の赤身(煮込んだもの)
大豆製品 豆腐、ゆば、高野豆腐、焼き豆腐 ×油揚げ、がんもどき、生揚げ
油脂類 植物油、マヨネーズ、バター、
マーガリン、練りごま、
ドレッシング
×揚げ物、ピーナッツ、ベーコン
緑黄色野菜 皮・種を除いたトマト、
やわらかく煮た野菜
×生野菜、春菊、せり、ニラ
その他の野菜 やわらかく煮た野菜 ×生野菜、ごぼう、たけのこ、うど
海藻・きのこ・こんにゃく まだダメ ×海藻、きのこ、こんにゃく全般
くだもの もも、メロン、バナナ、
缶詰(リンゴ、洋梨、もも)
×いちご、リンゴ、パイナップル、
ぶどう、干しブドウ

使っても大丈夫な調味料食塩、しょうゆ、みそ、みりん、トマトケチャップ、トマトピューレ、ソース(少量)

まだNGな調味料:酢、わさび、洋からし、こしょう、カレー粉、ラー油、チリソース

 

術後1か月後(1日4~5回に分けて食べる)

OKな食品は、退院の頃OKだったものは省略していますので、そこからプラスしていってください。

食品群 OKな食品 まだNGな食品
穀類 もち ×そば、ちらし寿司、赤飯、
炒飯、おにぎり、フランスパン、
ラーメン、スパゲッティ、焼きそば、
とうもろこし
イモ類 サツマイモ(裏ごしたもの) ×焼き芋、フライドポテト
砂糖類 なんでもOK ×特になし
乳類 なんでもOK ×特になし
卵類 目玉焼き ×特になし
魚類 まぐろの赤身の刺身 ×さばなどの青魚、
天ぷら、白身魚のフライ、イカ、タコ、
うなぎ、穴子、さつま揚げ
肉類 牛・豚ヒレ肉、
牛肉・豚肉の赤身(煮込んだもの)
×焼き鳥、トンカツ、天ぷら、
餃子、春巻き、カレーライス、
牛たたき、焼肉、すきやき、
酢豚、ローストビーフ、ハム、
ソーセージ、焼豚
大豆製品 右のもの以外OK ×油揚げ、がんもどき、生揚げ
油脂類 右のもの以外OK ×揚げ物、ピーナッツ、ベーコン
緑黄色野菜 右のもの以外OK ×生野菜、春菊、せり、ニラ
その他の野菜 右のもの以外OK ×生野菜、ごぼう、たけのこ、うど
海藻・きのこ・こんにゃく まだダメ ×海藻、きのこ、こんにゃく
くだもの いちご、リンゴ ×パイナップル、
ぶどう、干しブドウ

使っても大丈夫な調味料:食塩、しょうゆ、みそ、みりん、トマトケチャップ、トマトピューレ、ソース(少量)

まだNGな調味料:酢、わさび、洋からし、こしょう、カレー粉、ラー油、チリソース

 

術後3か月後(1日4~5回に分けて食べる)

OKな食品は術後1か月後までにOKだったものは省略しています。

食品群 OKな食品 まだNGな食品
穀類 そば、ちらし寿司、おにぎり ×赤飯、炒飯、フランスパン、
ラーメン、スパゲッティ、焼きそば、
とうもろこし
イモ類 右のもの以外OK ×焼き芋、フライドポテト
砂糖類 なんでもOK ×特になし
乳類 なんでもOK ×特になし
卵類 なんでもOK  ×特になし
魚類 さばなどの青魚 ×天ぷら、白身魚のフライ、イカ、
タコ、うなぎ、穴子、さつま揚げ
肉類 焼き鳥 ×トンカツ、天ぷら、
餃子、春巻き、カレーライス、
牛たたき、焼肉、すきやき、
酢豚、ローストビーフ、ハム、
ソーセージ、焼豚、牛・豚ヒレ肉、
牛肉・豚肉の赤身(煮込んだもの)
大豆製品 油揚げ、がんもどき、生揚げ
(油抜きして刻む)
×特になし
油脂類 右のもの以外OK ×揚げ物、ピーナッツ、ベーコン
緑黄色野菜 生野菜 ×春菊、せり、ニラ
その他の野菜 生野菜(レタス、キャベツ、
きゅうりなど)
×ごぼう、たけのこ、うど
海藻・きのこ・こんにゃく まだダメ ×海藻、きのこ、こんにゃく
くだもの 右のもの以外OK ×パイナップル、
ぶどう、干しブドウ

使っても大丈夫な調味料:食塩、しょうゆ、みそ、みりん、トマトケチャップ、トマトピューレ、ソース(少量)、酢、わさび、洋からし、こしょう(食欲増進する程度にごく少量で)

まだNGな調味料:カレー粉、ラー油、チリソース

 

術後6か月後(1日4~5回に分けて食べる)

これまたOKな食品は術後3か月後までにOKだったものは省略しています。

食品群 OKな食品 まだNGな食品
穀類 ラーメン、スパゲッティ、
フランスパン
×赤飯、炒飯、焼きそば、とうもろこし
イモ類 焼き芋、フライドポテト ×特になし
砂糖類 なんでもOK ×特になし
乳類 なんでもOK ×特になし
卵類 なんでもOK ×特になし
魚類 天ぷら、白身魚のフライ、イカ、タコ、
うなぎ、穴子、さつま揚げ
×特になし
肉類 トンカツ、天ぷら、餃子、春巻き、
ハム、ソーセージ、すきやき、
ローストビーフ、焼豚
×カレーライス、
牛たたき、焼肉、酢豚
大豆製品 なんでもOK ×特になし
油脂類 揚げ物(1人前の1/2の量) ×ピーナッツ、ベーコン
緑黄色野菜 春菊、ニラ、せり ×特になし
その他の野菜 ごぼう、たけのこ、うど
(やわらかく煮たもの)
×特になし
海藻・きのこ・こんにゃく 生わかめ、しいたけ、しめじ、
えのき
×海藻(茎わかめや昆布)、こんにゃく
くだもの パイナップル、ぶどう ×干しブドウ

使っても大丈夫な調味料:食塩、しょうゆ、みそ、みりん、トマトケチャップ、トマトピューレ、ソース(少量)、酢、わさび、洋からし、こしょう

まだNGな調味料:カレー粉、ラー油、チリソース

 

術後1年後(1日4~5回に分けて食べる)

これも同様に術後6か月後までにOKだったものは省略しています。

食品群 OKな食品 まだNGな食品
穀類 赤飯、炒飯、焼きそば、
とうもろこし
×特になし
イモ類 なんでもOK ×特になし
砂糖類 なんでもOK ×特になし
乳類 なんでもOK ×特になし
卵類 なんでもOK ×特になし
魚類 なんでもOK ×特になし
肉類 カレーライス、牛たたき、
焼肉、酢豚
×特になし
大豆製品 なんでもOK ×特になし
油脂類 揚げ物(1人前)、
ピーナッツ、ベーコン
×特になし
緑黄色野菜 なんでもOK ×特になし
その他の野菜 ごぼう、たけのこ
(硬くてもOK)
×特になし
海藻・きのこ・こんにゃく 茎わかめ、昆布、
糸こんにゃく、板こんにゃく
×特になし
くだもの 干しブドウ ×特になし

使っても大丈夫な調味料:食塩、しょうゆ、みそ、みりん、トマトケチャップ、トマトピューレ、ソース(少量)、酢、わさび、洋からし、こしょう、カレー粉、ラー油、チリソース

まだNGな調味料:特になし

最後に

この内容が把握できれば、「一日に摂りたい食品&量」と「時期ごとのおすすめ食品」を照らし合わせることで、食品選びが捗るのではないかなと思います。

(たとえば、退院すぐの患者さんの場合、「一日に摂りたい魚介類」は魚1切れなので、退院の頃にOKな白身魚で煮物にしよう!など)

それに折角なら、ごはんは楽しく美味しく食べたいものです。それはもちろん患者さんも、一緒に食べるご家族も。

「何を食べよう」「何を食べさせてあげたら・・・」と堅苦しく考えずに、「大体ここらへんの食材をおさえておけばOKなんだな」と分かっていれば、あとは好きにアレンジしてしまってよいと思います。

それでは、ごはんの時間を楽しみましょう♪

このページをシェアする

【膵臓がんでも幸せに楽しく生きる】からお知らせを受け取るには?

お母さんプロジェクトチーム
いつも【膵臓がんでも幸せに楽しく生きる】をご覧いただきありがとうございます。

FacebookやTwitterではがんの最新情報やおすすめの癒し情報など随時配信中です。ブログの更新もお知らせしているので、ぜひ登録して活用してくださいね♪

▼Twitterをフォローする

▼Facebook いいね!

お母さんプロジェクトチーム
↓のランキングボタンを押すと、この記事を他の患者さんにも読んでもらえる可能性が高くなります。よろしければご協力の程お願いいたします。

 

⇒すい臓がん ブログランキングを見る ⇒FC2 ブログランキングを見る

31 件のコメント

  • 胃がんで3分の2摘出したのですが、病院からの栄養指導が大雑把で。(実際、特にないみたいですが)食べれない自分にかなりストレスを受けていました。こんな風に書いて頂けると、とても安心しました。ありがとうございました。

    • まる様

      コメントを頂きましてありがとうございます。
      3分の2も摘出されたのですね、大変でしたね。

      実際病院の医師によると「なんでも食べて平気」なんて言われたりしますが、
      やっぱり食べられないときに「なんとか栄養を摂りたい。どうしたらいいんだろう?」と悩んでしまいます。
      ですが、押さえておく栄養素を押さえ、あとは食べたいときに「楽しく美味しく」食べる、それが大切だと思います。
      少しでも気分が楽になっていただけたようで、本当に何よりです:)

  • 2017.5.31に胃癌で全摘しました。75才女性です。
    夫の食事もしていますのでちょっと大変です。食べれる物と食べたい物が同じでは無いので苦しいです。今朝もベーコンエックを作ったのですがうっかりベーコンを良く噛んで食べて喉にもつまらずあー良かったと思ってましたら、しばらくしてどうしょうもなく気持ちが悪くなりましt。時間が経てば大丈夫だと解っているのですがその間の気持が耐えられなくなります。それ以外の時の気分は元気じゃんって思えるのです。食事のアドバイス有難うございます。胃が全部なくなるという事は経験者しか解らないと思います。

    • まみ様

      コメントを頂き、ありがとうございます。
      「食べれる物と食べたい物が同じでは無い」これは本当に、辛いですよね。
      消化に悪いものでも食べたくなってしまったら、我慢してもよいですが、消化を助けるものを一緒に食べてちょっとだけつまむ、というのもよいかもしれません。
      (実際に研究結果の出ているものがあるかは分からないのですが、調べると色々出てきますので自分の体に合うものを試してみるとよさそうです)

      どうしても気持ちが悪いときは気分も落ち込みがちです。それは普通のことですから安心してくださいね。
      もちろん気持ち悪くならないのが一番ですが、なってしまった時でも気分が明るくなるようなことをするのもよさそうです。(好きな音楽を聴いたりなど)

      そして何より、気持ち悪くなってしまったら「あちゃー失敗した、次はどうやって食べよう」くらいの気持ちでいられたらいいですね:)

  • アドバイス有難うございます。あんまり深刻にならずにあ〜又やっちやったか〜〜ってのりで頑張ってみます。
    先日娘がこれ寝間着にとSサイズのワンピースをくれて着れたわ♪って喜んだら そこ喜ぶところじゃないでしょう!!って言われてしまいました。私より家族がどんなに心配してるのか感じました。ダンビング症状などの時はもう喉まで癌ができちゃったか?って落ち込んで落ち込んで、、でも治ると普通になり食い気ばかりの自分がいます。これからもよろしくお願いします。

    • まみ様

      はい!そののりです:)
      素敵ですね~ご家族の愛を感じますね。
      食べたいときに食べて、調子が悪いときはゆっくり落ち着いて、これからもご自分のペースで過ごされるのが一番だと思いますよ。
      どうぞこちらこそ、よろしくお願いいたします。

  • 9月6日に胃、脾臓、胆嚢の摘出しました。未分化、印鑑細胞がんでした。もう駄目かとも思いましたが、運良く綺麗に取れて、リンパへも転移は有りませんでした。今は自分の好きなモノを好きなだけ食べてます。記してくださったもので、NGな食べ物を結構食べちゃってました(笑)。どうりで具合悪くなるはずです。これからも逞しく生き延びるつもりです。自分の声に耳を傾けて、仲良くやっていきます。ありがとうございました。

    • 奏様

      コメントを頂きましてありがとうございます。
      本当に逞しく、そして自分の人生を日々過ごしていらっしゃるのですね!

      NGな食べ物も、日数が経って患部や体が回復していけば食べられるようになるそうなので、
      おっしゃる通り、体とよく相談しながら食べてみてくださいね。
      応援しています。

      • ありがとうございます
        一ヶ月は大人しく、運動もサボりサボりの散歩程度です
        来月にはヨガをやってみようかと
        プールにも行きたいなぁ
        温泉は傷口がグロすぎて、大浴場は無理です
        動き回るのと、会社の手前大人しくしとかなくっちゃのせめぎ合いです(笑)
        食事の度に、腹痛にならないか、お腹を下さないか、ダンピングは、などと思い悩んだりします
        お金はかかりますが、DVD三昧です
        ちょくちょくお邪魔させてくださいね
        元気な方(は変かな)を見るとこちらも勇気が貰えます

        • ヨガもプールも温泉もいいと思います!
          温泉は個室でもいいですし、傷口も数ヵ月したら落ち着くと思いますので大丈夫です。母も手術から6ヶ月で大浴場行ってましたよ:)

          完全なる個人的な意見ですが、休養とは心と体を休ませたりリフレッシュさせたりすることなので、動き回ることが体にとってプラスなら会社も文句言わないと思いますよ。
          なので、お好きな時間の使い方でよいと思います!

          ぜひこれからもよろしくお願いいたします。

          • 心強いお言葉ありがとうございます
            今は傷病手当金を貰うようにしています
            決して高額では無いですが、とても助かります
            どの位甘えようかと思案中ですが
            滅多にないこの貴重な時間を有意義に、明日に活かせるよう頑張りたいと思います

  • 胃がんで、3分の2切除しました。まだ3週間ですが、食事の取り方に、少々ストレス気味になってます。
    ちょっと油断すると、食後気持ちが悪くなり吐いてしまったり、お腹が痛くなったりと、でも私だけでなく皆さんも色々経験しながら、生活していらっしゃるんだと、少し気持ちが楽になりました。
    焦らずゆっくり元の生活ができるよう頑張っていきたいと思います。
    ありがとうございます!

    • 私も胃の全摘手術をしてもうすぐ三ヶ月です
      最初はすぐに下してましたが、今はヤクルト400、ミルミルS、オリゴ糖のトリプル摂取で下す事は劇的に減りました
      食べ方が悪く、リバースすることは良く有りますが食べ方ひとつで改善できそうです
      時が薬、だそうです

      ゆっくりゆっくり自分の体の声に耳を傾けて大事にしてやりたいと思っています
      お互いに頑張りましょう

    • こみち様

      コメントありがとうございます。
      胃を切除すると生活が変わってしまいますよね。特に最初のうちはご苦労も多いと思います。
      このサイトを見て少しでも気持ちが楽になってくだされば、私たちとしても嬉しい限りです!
      またいつでもコメントくださいね。
      私たちの励みにもなるので^^

  • はじめまして。
    私の母が明日手術で胃を全摘予定です。今後の説明などを聞き、退院後の食事をどうしたらいいか?
    と思って色々見ていたらこのページにたどりつきました。
    不安ばかりですが、とても細かく書いていただいてあるので、わかりやすいです。
    参考にさせていただき、頑張ってみます。
    今後もよろしくお願いします。

    • さるママ様

      コメントありがとうございます。
      お母様、本日手術なのですね。
      今後について色々と不安になると思いますが、少しでもこちらの記事がお役に立てば幸いです。
      過去コメントを下さっているように、みなさん色々と工夫をされているみたいですし、体に合う・合わないは人それぞれですので、まずは色々と試して焦らずじっくり向き合ってみてくださいね。
      応援しています!

  • 2018.6に胃全摘手術をし、予防の抗がん剤も服用しています。とにかく食事に四苦八苦していましたが、こんなありがたいサイトに出会い感謝しています。
    量や食べ方の工夫は必要ですが、何でも食べられる日が来るのですね。先に希望が見えました。またいろいろなアドバイス、経験談お願いします。

    • 中野様

      コメントありがとうございます。
      全摘手術に抗がん剤と、大変な苦労をされていることと思います。
      少しでもお力になれれば、私たちもとても嬉しいです。

      これから徐々に食べられるものが増えていくと思いますので、
      体と相談しながら、調整してみてくださいね。
      食事を楽しめる日が来ることを、私たちもお祈りしております!

  • 主人が1か月前に胃癌3分の2切除しました。廻りのリンパも取り調べたところ1ケ癌細胞があったと言われて…経口抗がん剤をする予定ですが、1週間ごの採血で脱水を起こしていました。体力の低下も酷くて抗がん剤は暫く様子見てといわれたのですが
    体力をつける為の食事を作ってるのですが なかなか回復しません。どうしたら栄養吸収するのでしょうか

    • 雅子さま

      コメントいただきありがとうございます。
      ご本人さま、そして看病されている雅子さまもとても大変な状況と思います。

      当サイト制作メンバーの薬剤師によりますと、

      「胃を大部分摘出しているので、胃腸への負担を減らすために必ず
      ①粥状にしたものを経口摂取すること
      ②ダンピング症候群の予防のため少量を時間かけて食べる
      ③たんぱく質が減ると浮腫が起きやすくなるから肉、魚なども少量ずつ摂る

      また、
      ④栄養を補完するために医療用ならエンシュア、市販品ならメイバランスなどを使用する。カロリー数を上げたいならお米と一緒にミキサーにかけて食べることも可能
      ⑤飲食が格段に落ちているならプリンがオススメ。たんぱく質が摂れ、カロリーも高め。」

      とのことです。
      少しでもお役に立てれば幸いです。ご主人が回復されることを、一同祈っています。

      • ありがとうございます。
        病院では退院前から軟飯だったので マネでました。 一度そのようにしてみます。
        15時にはプリンとか食べるのですが ケーキはまだ無理なんでしょうか?本人的には食欲は有るのですが…ケーキが食べたいそうなんです。
        ウナギなども1か月では無理だとかいてましたが 他の臓器に影響するのでしょうか?

        • ケーキやウナギについてですが、詳細が分からないため参考程度となってしまいますが、術後1ヶ月ですとまだ胃腸の連動に影響が出ていると思われるため、まだやめておいたほうがよいとのことです。

          というのも、ケーキやウナギは油分が多く、消化吸収に多くのエネルギーが必要で、吸収できない油分が大量に腸へ入ってしまうと下痢をしてしまうため、もし食べるのでしたら3ヶ月~半年経過後に胃腸機能がもう少し回復してからがよいようです。

          あと、体力回復という点で、もしかするとビタミンB12が不足している可能性もあるようです。通常、健康な人は不足しないのですが、胃の壁細胞から産生されるため、胃を切除しているとビタミンB12が不足して体力不足になりがちになる…とのことです。少し意識していただくと良いかもしれません。

          もしかかりつけの医師と相談できそうでしたら、ご主人の病状に合ったアドバイスをもらえるかもしれません。聞いてみるのも一つの手だと思います。
          応援しています。

          • 掛かりつけ医院は心臓内科系の内科なんです。

            手術を受けた大病院で癌の治療していて大阪市内です。自宅からは1時間かかる県外です。今は直ぐに診察できないんです。
            サプリメントや青汁とか、
            アリナミン錠剤、リポビタンDなどは飲んだらダメなんでしょうか?
            本人は今までの体力からかんがえられないぐらいの低下で30外あるくとヘトヘトでショックを受けて外に出て散歩は渋々いってます。 今まで2万歩歩いていたんです。
            なにか早く体力に自信がつく方法はないでしょうか

          • そうなのですね。まさこ様の状況ですと、医師への相談は難しそうですね。

            >サプリメントや青汁とか、
            >アリナミン錠剤、リポビタンDなどは飲んだらダメなんでしょうか?
            飲んでも平気ですが、リポビタンDは肝臓に負荷をかけるため、場合によっては飲んだ後に疲労感が強く出る可能性があるようです。
            その点、アリナミンはまだよいとのことです。

            ご主人は術前に体力があった分、本当に今の状況がお辛いことと思います。
            大きな手術後ですので、少し歩いてヘトヘトになるのは皆さん同様です。動かないほど体力が落ちてしまうので、少しでも散歩に出られているのはよいと思います。胃癌の状況から推測するに、「すぐに体力がついて自信がつく」というのは難しいかもしれません。「年単位の長いスパンで体力をつけていく」という状況ですので、まずは焦らず、スパンを長めに・ハードルは低く・細かく目標を設定してみると、できたときの達成感が得られ、よいかと思います。
            また、楽しいこと・気持ちが上向くことを積極的にして(あげて)、落ち込んだ気分を改善してあげることも、間接的に自信へつながると思います。お試しくださいね。

  • 主人が胃3分の2切除して3ヵ月と10日ほど過ぎました。
    食欲も出てきて 色々食べたいと言って 外食であっさりラーメンとかたべます。
    お寿司も貝類やイカが好きなので注意しても食べます。
    排泄は毎日 普通だそうです。
    本人は何でも食べるようにするというのですが 他の臓器に影響はないのでしょうか?心配てす。

    • 有本雅子様

      ご主人は順調に回復されているようで良かったです。
      基本的には食べられるのであれば食べて大丈夫です。
      ただし、胃の機能が落ちているので、ゆっくりとしっかり噛んで食べていただいたほうがよいと思います。

      他の臓器については、お酒・油が多いと膵臓に、あまり噛まないと腸に負荷がかかるようです。
      体調も排泄も普通通りでしたら、ひとまずは大丈夫かと思いますよ。

  • 主人が胃3分の2切除して3ヵ月,
    主人はなんでも食べれるからといって イカや肉、ニンニクなど食べたりします。
    他の臓器への影響はないでしょうか?
    心配です。

  • 主人が昨年3月に胃癌で3分の2切除して
    徐々に食事が食べれるようになりました。ただ最近 毎日ほど下痢をしているのですがどうしてなんでしょうか?
    主人は68歳です。体重も食べているのに太らないのです。
    来月一年検診がありますが不安です。

    • マサコ様

      コメントいただきありがとうございます。
      食事が食べられるようになってきたところ大変不安のことと思います。
      ただ私たちもコメントにて判断ができませんため、できれば一年検診の前にかかりつけ医の先生にお聞きになるのが良いと思います。
      もし杞憂であればそれで良いですし、対処が必要な状態なのであれば一年検診を待つよりも早く見つけられることになります。
      どうか少しでも不安が無くなれば幸いです。

  • コメントを残す

    メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

    日本語が含まれない投稿は無視されますのでご注意ください。(スパム対策)