膵臓ガンの母と一緒に考えて作り、
実際に使っていた体調管理と病気治療・薬処方の記録用紙を公開します。
体重、体温、食事、薬、温熱療法、下痢、痛みやお腹の張り、その他(症状ややったことなど)を記録できます。下部のメモ欄はご自由にお使いください。
目次
体調管理表 ver.1
▼下の画像をクリックして出てきたページで、右クリックで保存してください。(jpgデータです)
体調管理表 ver.2(痛みレベル付き)
▼下の画像をクリックして出てきたページで、右クリックで保存してください。(jpgデータです)
体調管理表を使うメリット
膵臓ガンを含め、ガンは食欲が減ったり、体重が減ったり、薬によって体調に波があったり・・・と毎日の様子がガラリと変わります。
「昨日はどうしてたっけ?」を簡単に振り返られるのは、患者さん本人にとって非常に便利。
そして周りの家族も数日前からの様子を知りたいときや、お医者さんへ様子を伝えたいときなんかにも役に立ちます。
記録用紙の使い方
一日一枚ペースで書きます。
体温や体重は測ったときでOK。
がんにとって重要なのは、実は体重よりも体温です。
どうしても体重が減ったり、腹水で増えたり増減がありますが、
体温が下がると免疫力が下がるので注目すべきは体温だったりします。
ごはん
ごはん欄には、①②③・・・と番号を振ってください。
下にある①②③・・・のところに詳細な内容を書けるようになっています。
6回分書けるようになっていますが、足りなかったら線で区切ったりして工夫してくださいね。
薬
薬欄には、フェロベリンなら「フェロ」、ロキソニンなら「ロキ」など
省略して書くといいと思います。(狭いので)
一日に決まった回数飲むものや、臨時で飲むものは、
色を変えて書くと飲み間違いを防止できておすすめです。
温熱療法
温熱療法欄は、母が温熱療法を行っていたため設けてあります。
ご要望次第で別の欄を作成いたしますので、この欄はお好きに使ってください。
下痢
膵臓がんでは胃や腸も含めて切除してしまうことが多く、どうしても下痢になりやすくなります。
排便・排尿のタイミングを書いておくと、下痢止めの薬をいつ飲むか調整しやすいのでおすすめです。
痛み・張り
腰痛やお腹の張り、腹水や胸水、その他の痛みを書きます。
これも痛み止めの薬を飲むタイミングを調整しやすいのでおすすめです。
痛みレベル(ver.2のみ)
ver.2の痛みレベル付き記録用紙でしたら、一緒にどのくらいの痛さかを1~10で書いておくと、
薬の強さを調整しやすくなります。(お医者さんにも相談する目安になりますね)
その他
その他欄は、なんでも書いてOKです。
誰々が来た~とかこれこれした~とか、寝た~とか。
なにをしたときに体調がよくなった・悪くなったがわかると、
ご本人も周りの人も参考になると思います。
メモ欄
下のメモ欄もご自由にお使いください^^
通院したときに聞いたながーいお医者さんの話を書いておくと、
一緒に行けなかった家族は参考になるかもしれませんね。
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