がんになって改めて考えてみるべき生活スタイルとは

がんになって改めて考えてみるべき生活スタイルとは

生活スタイルを見直す意味

がんは生活習慣だけでなく、様々な要因が重なって起こります。

もちろん今までの生活習慣のどれかが原因のひとつになっていることもありますが、どんなに体を管理しているアスリートや医師であってもがんにはなる(例えば筋肉を酷使したり座業が多いなど、それぞれの特有のがん発生要因がある)ので、過去の自分を責める必要はありません。

ですが、がんになってすぐに代替療法や健康食品に手を出す前に、まずは生活スタイルを見直してみることは体にとってプラスに働くのではないでしょうか。

 

なにを選ぶか

がんになって改めて考えてみるべき生活スタイルとは 何を選ぶか

ただ、「自分の好きな生活の仕方で気持ちよく生きる」のも考え方のひとつ。

①「無理するのはいやだ、好きな生き方をする!」を選ぶのか、
②「がんを治してやる!」という意気込みで生活スタイルを変えてみるのか、
これも自由に選択すべきことです。

 

0か1ではない

そして重要なのは、「0か1じゃない」ということ。

③「生活スタイルを見直すのは少しずつ、無理なく取り入れる」
つまり0.5の中間があってもよいのです。

①②③、どれを選ぶのもあなたの自由です。

 

ではこれを踏まえて、生活スタイルを見直す方法を考えてみましょう。

そもそも膵臓がんになった要因はなんだろう

がんになって改めて考えてみるべき生活スタイルとは そもそも膵臓がんになった要因は何か

がん自体は生活習慣によってある程度予防できるとされています。
それはがんの原因だと確実にわかっているもの(喫煙や肥満など)があるからです。

では膵臓がんは現在わかっている中で、何が原因なのでしょう。

1996年にアメリカのハーバード大学 がん予防センターの発表によると、
がんになる原因の30%は喫煙、30%は食事、5%が運動不足、3%が飲酒となっています。
(あくまでも欧米での結果で、日本人は食生活が異なるため差異があるでしょう。)

 

WHOや「WCRF/AICR 2007」も、何がどのがんに影響があるのか、リスクが下がるのかを明かしています。

WCRF/AICR 2007とは
2007年に報告された世界がん研究基金(WCRF)と米国がん研究協会(AICR)による同様の評価報告書「食物・栄養・身体活動とがん予防」のこと。

確実 > 可能性大 > 可能性あり/データ不十分 という分類です。

「確実」は多くの信頼性の高い実験や論文で結果が一致しているものです。

 

まずはWHOの結論です。

生活習慣とがんの関連

生活習慣とがんの関連(出典:日本人のためのがん予防法

次に、WCRF/AICR 2007の結論です。

食物関連要因とがんとの関連(まとめ)<WCRF/AICR 2007>

生活習慣とがんの関連食物関連要因とがんとの関連(まとめ)<WCRF/AICR 2007>(出典:日本人のためのがん予防法

膵臓がんは、喫煙、肥満、内臓脂肪、高身長がリスクを上げる要因で、反対に葉酸がリスクを下げるとのこと。

これらはがんになる「前」のリスクですが、がんが進む原因ならば、まずはこれをやめたり気を付けたりするのが生活スタイル改善の第一歩でしょう。

 

がんのリスク・予防一覧表もありますので参考に。

がんのリスク・予防一覧表

がんのリスク・予防一覧表(PDF

それでは、がんになった場合は具体的に何に気を付ければよいのでしょうか。

次のページでは食事や運動など、推奨される生活スタイルを詳しくご紹介します。

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