今回のピックアップ!
今回のピックアップでは、「@okasanproject」がまとめたtwitterの記事の中で、最も注目すべき記事を分かりやすく解説します。
そして、7月17日~26日の間で注目すべき記事は「新免疫治療薬「オプジーボ」で副作用、1人死亡」です。
これについて詳しく見ていきたいと思います。
新免疫治療薬「オプジーボ」で副作用、1人死亡
オプジーボ、自由診療の免疫療法と併用した患者で6人に重い副作用があり、うち60歳代の男性1人が死亡したと発表 https://t.co/inZxq8wsLh
— 勝俣範之 (@Katsumata_Nori) 2016年7月23日
【医療】 免疫療法併用で男性死亡: 新しい仕組みのがん治療薬「オプジーボ」を使用後に、別のがん免疫療法を受けた60代男性が、副作用とみられる症状で死亡したとして、オプジーボを製造する … https://t.co/N23P9GH8C5 #医療
— 医療ニュース速報 (@Medical_News_J) 2016年7月19日
第4の治療として注目されている免疫療法。
その治療で使われているのが、「オプジーボ」と呼ばれる薬です。
オプジーボについて詳しく知りたい方は、↓こちらにまとめています。
今回のニュースは、そのオプシーボの副作用に関するニュースです。
60歳代の男性が、オプジーボと自由診療の免疫療法を同時に行い、副作用で亡くなりました。
自由診療とは、病院で行う治療ではなく、クリニックなどで行われる健康保険が使えない治療のことです。
自由診療で行われる免疫療法は、オプジーボの免疫治療と異なり、免疫を強化するように働きかける治療です。
こちらの免疫治療は、今のところは効果が証明されていません。
従って、保険がきかない自由診療というわけです。
一方でオプジーボは、がん細胞が免疫細胞にブレーキをかけるのを防ぎ、免疫細胞が本来の力を発揮できるようにする薬です。
ただし、全ての人に効くわけではありません。
しかし効果が認められているので、一部のがんでは保険適用となっています。
簡単に言えば、オプジーボは免疫細胞のブレーキを取り除き、クリニック等で行われる免疫療法は免疫細胞のアクセルを踏む治療と言えます。
今回亡くなってしまった男性は、オプジーボと自由診療の免疫療法を同時に行いました。
つまり、免疫細胞のブレーキをなくした上で、更に免疫細胞のアクセルを踏んだわけです。
その結果、重篤な副作用が出てしまったというわけです。
オプジーボは単独で使えば安全性は確保された薬です。
しかし、代替医療などと併用すると、副作用が出る場合があります。
主治医に相談するなどして、慎重に使って欲しいと思います。
ピックアップ以外の記事
病気について詳しく知りたい、という欲求は当然のことだと思うし、医者にお任せよりも好ましいと思うのだけど、説明する時間は限られるので、どうやって自分の病気を学ぶかという情報へのアクセスの仕方を教えている。けど、実際に自分で勉強してくる人はそれほど多くない印象。
— ちばにゃん@社会復帰リハビリ中 (@choma_rl) 2016年7月17日
私が教えるのは、がん情報サービス(https://t.co/PEUm9kFkTA)や患者さん向けの診療ガイドライン解説本など。薬の副作用をすべて漏れなく説明しろ、と言われたときは、製薬会社のHPや添付文書のサイトを教えたけど、自分で調べず医者に説明を要求する人は多い。
— ちばにゃん@社会復帰リハビリ中 (@choma_rl) 2016年7月17日
オメガ3脂肪酸、大腸がん患者の生存率改善に寄与か 研究(AFP=時事) – Yahoo!ニュース https://t.co/TiL4ehG7hp #Yahooニュース
今まで証明されてなかったはず。
これは補完代替医療にも大きく関わる。— 膵臓がんでも幸せに楽しく生きる (@okasanproject) 2016年7月20日
@okasanproject がん患者の生存期間とオメガ3系脂肪酸の関係を調べた研究はないが、膵臓がん患者にゲムシタビンにオメガ3脂肪酸を加えた小さな研究(対象者は50人)がある。生存期間が有意に延長。https://t.co/729Ntb4HMX
— キノシタ (@Oncle1316) 2016年7月21日
治すのが難しい”がん”の一つ「膵臓がん」になりやすい生活習慣… https://t.co/rnOmh8giQN
— 膵臓がんでも幸せに楽しく生きる (@okasanproject) 2016年7月24日
日本の医療界は腐っているのか?~オプジーボの光と影 番外編 https://t.co/AbfZicxsDC @HuffPostJapanから
— 膵臓がんでも幸せに楽しく生きる (@okasanproject) 2016年7月25日
【抗がん剤切り替えた8人が重い肺炎 厚労省注意呼びかけ】新しいタイプの抗がん剤「オプジーボ」を投与された患者のうち、別の抗がん剤に切り替えた8人が重い肺炎などを起こし、このうち3人が死亡していたことが判明。https://t.co/W9n6iFsfL5
— NHK科学文化部 (@nhk_kabun) 2016年7月23日
厚生労働省は、肺がん治療に使われる新しい免疫治療薬「オプジーボ」を投与した後、イレッサやタグリッソなどのタイプの分子標的薬を投与した8人で重い間質性肺炎が起こり、うち3人が死亡したと発表しました。… https://t.co/4M38YMVT4h
— 読売新聞yomiDr.(ヨミドクター) (@yomiDr) 2016年7月25日
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