ジャパンキャンサーフォーラム2016とは
8月6、7日の二日間で「ジャパンキャンサーフォーラム(JCF)2016」が日本橋で行われました。
ジャパンキャンサーフォーラム、略してJCFは、特定非営利活動法人キャンサーネットジャパンが主催する最新がん医療フォーラムだそうです。
今回で3回目になります。
そのJCF2016を訪ねたので、レポートです。
JCFでは何が行われているのか?
まず会場に入ると、結構な人がいるという印象を受けました。
もちろんフォーラムに来ている人が多かったのですが、展示ブースのスタッフさんやボランティアさんがたくさんいらっしゃるように思いました。
企業などのJCFにかける意気込みを感じました。
受付に行くと、資料などをいただきました。
私は事前にネット上で参加申し込みをしていたのですが、特に確認などはありませんでした。
一体何のための事前登録だったのでしょうか・・・。
受付を済ませ、展示ブースに向かいました。
およそ30くらいのブースが所狭しと並んでいました。
がん種別の支援団体やサンスターといった大きな企業のブースも見られました。
ただ、残念ながら膵臓がんに関するブースはありませんでした。
また「プログラム」と言って、その分野の第一人者の方々の講演も行われていました。
がん種別の医療セミナーやがんサバイバーの話などを聞くことができました。
がんの基本的な情報やがん患者や家族の置かれている現状を知るには、いい機会だと思いました。
この講演は、後日キャンサーネットジャパンから配信されるようです。
プロムラム以外でも、「サバイバーズメイク&フォトプログラム」というプロにメイクをしてもらい、プロの写真家に写真を撮ってもらうコーナーもありました。
これが大人気で、多くの来場者が足を運んでいました。
お化粧だけでなく、医療用かつらなども使用して、皆さん写真を撮られていました。
今後として
私個人として感じたのは、まだまだ課題の多いフォーラムだということでした。
ちょっと課題を挙げてみたいと思います。
事前登録の意味がわからない
事前登録しておく必要が分からないので、明確にしてほしいと思います。
個人情報の入力もあったので、不信感がありますね。
誰向けのフォーラムなのか?
一般的な人(普段がんと関わりのない人)のためのイベントなのか、患者さんのためのイベントなのか、それともサバイバーのためのイベントなのか、そのあたりが少し分からなかったです。
一般的な人のためのイベントならば、必要のないブースもありました。
患者さんのためのイベントなら、セミナーの内容は基本的なところからやり過ぎだと考えます。
「最新医療セミナー」と謳っているのなら、もう少し詳しい内容を第一人者の方々から聞きたかったなと思っています。
恐らくですが、これら全ての人のためというつもりでフォーラムを実施したのだと思いますが、それなら改善点も多いでしょう。
ブースを「○○向け」といった形で分ける、事前にプログラム(講演)内容を詳しく説明しておく、一般の方も来てもらえるように告知するなどが考えられます。
狭い
とりあえず、会場が狭かったです・・・。
もう少し広ければ、ブースごとに実演が見せられたり、プロジェクターで活動内容を紹介できたりしたのではないでしょうか。
しかしお金の問題もあるので、難しいのは十分わかります・・・。
簡単ではありますが、このような点は今後の課題かなと思いました。
しかし、まだ3回目であることを考えれば、今後に期待のもてるイベントだなと考えます。
同時に、医療従事者でない人が触れられる日本のがん最前線がこれではマズイなという気もしています。
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