膵臓がんを血液検査で早期に見つけ出す技術を開発 (twitterまとめ 6月3日~5日)

今回のピックアップ!

今回のピックアップでは、「@okasanproject」がまとめたtwitterの記事の中で、最も注目すべき記事を分かりやすく解説します。

そして、6月3日~5日の間で注目すべき記事は「膵臓 がんを血液検査で早期に見つけ出す技術を開発」です。

これについて詳しく見ていきたいと思います。

 

膵臓 がんを血液検査で早期に見つけ出す技術を開発

 

   


膵臓がんは早期発見が難しいがんとして知られています。

しかし、今回の研究で早期発見が可能になるかもしれません。

 

6月2日に東京大学の研究チームが、早期発見が難しい 膵臓 がんを血液検査で見つけ出す技術を開発したと、米医学誌に発表しました。

それは一体どのような技術なのでしょうか?

 

話は少しさかのぼり、2011年のことです。

米マサチューセッツ総合病院の研究チームが、健康な人に比べ、膵臓がん患者には特定のリボ核酸(RNA)が多いことを報告しました。

しかし、血液中にあるこのリボ核酸(RNA)を測定できる技術が当時はありませんでした。

そして今回、東大病院の岸川孝弘医師(消化器内科)らが、このRNAだけにくっつく特殊な物質を開発し、わずかな血液でも量を測定できるようにした、とういわけです。

 

実は、膵臓がんが早期で見つかった場合の5年生存率は、40%程度というデータがあるそうです。

つまり、この技術を用いた血液検査により早い段階でがんを見つけることで、膵臓がんの生存率が上がるかもしれません。

この技術を開発した研究チームの岸川医師は、今後は検査法を確立したいと話しています。

 

一日でも早くこの検査法が確立することを願うばかりです。

 

リボ核酸(RNA)について補足

膵臓がん患者の血液には、リボ核酸(RNA)が健康な人の5~6倍含まれているそうです。

また、膵臓がんになる可能性がある良性腫瘍の患者でも、このRNAは増えます。

つまり膵臓がんの前段階にある人にも、RNAは増えるということです。

 

このRNAは、膵臓がんを手術で切除した患者では減少が確認されています。

よって、膵臓がん患者にのみ現れる数値の上昇ということが言えます。

 

今後ひとつの腫瘍マーカーになるかもしれませんね。

 

ピックアップ以外の記事

 

   

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