きつい筋肉トレーニングは免疫力を下げる
厳しくハードな筋肉トレーニングは、体を強くして風邪などにかかりにくしてくれそうです。
でも実際はハードな筋トレは免疫力を下げてしまい、結果的に感染症にかかりやすくなってしまうのです。
では、なぜきつい筋トレは免疫力を下げてしまうのでしょうか?
それは免疫細胞が筋肉の回復を優先してしまうからです。
筋肉を鍛えると、筋肉に無数の小さな傷が付きます。
その筋肉の傷を治すために免疫細胞が働きます。
免疫細胞が筋肉に使われてしまうので、免疫力が下がり風邪などの感染症にかかりやすくなってしまうのです。
つまり、ハードな筋トレ→筋肉に傷→免疫細胞がその傷を治す→免疫細胞が足りなくなる→免疫力ダウン。
アスリートは風邪をひきやすい?
日頃から厳しいトレーニングや激しい運動をしている職業の人たちがいます。
それがアスリートの皆さん。
実は、アスリートの方々は風邪をひきやすいのです。
理由は上記で述べた通り。
私はサッカーが大好きなのでよくサッカーの情報を追いかけているのですが、シーズン前の1月や2月などのキャンプ時期は選手がよく体調を崩す話を聞きます。
恐らくシーズン前の体力づくりのためにハードな筋トレを行っているせいで、免疫力が落ちてしまい風邪をひいているのだと思われます。
このようにアスリートの方々は日常的に激しい運動をしているので、見かけとは違い免疫力が低下し感染症に弱い状態なのです。
むしろ適度な運動は免疫力UP!
激しい筋トレではなく、適度な運動をすれば免疫力は上がります!
その適度な運動とは、歩くことです。
20分~1時間歩くことで、NK(ナチュラルキラー)細胞が活性化されます。
このNK細胞は、全身をパトロールしながらがん細胞やウイルス感染細胞などを見つけ次第攻撃する免疫細胞です。
従って、このNK細胞が活性化することこそが免疫力アップに繋がるわけです。
NK細胞を活性化させる方法はいくつかありますが、歩くことがひとつの方法だと覚えておくといいと思います。
こちらの記事でも運動について書いています。よろしければどうぞ!
健康のためには、無理なく楽しく続けられる運動を
早稲田大学スポーツ科学学術院の鈴木克彦准教授はこう言っています。
「疲労が残ったり、強い筋肉痛が出たりする運動は、一般の人にはお勧めできない。健康のためには、無理なく楽しく続けられる運動を」。
引用元:日経ウーマンオンライン「意外に知られていない運動と免疫の関係」
まさにこの通りだと思います。
激しい運動は免疫力を低下させるので、アスリートでない限りは必要ないと考えられます。
私たち一般の人に必要なことは、適度な運動、それは歩くことです。
さぁ、外に出て楽しく歩きましょう!
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