<がん支持療法>副作用ケア拠点 国内初、静岡に開設(twitterまとめ 9月12日~9月18日)

<がん支持療法>副作用ケア拠点 国内初、静岡に開設(twitterまとめ 9月12日~9月18日)

今回のピックアップ!

今回のピックアップでは、「@okasanproject」がまとめたtwitterの記事の中で、最も注目すべき記事を分かりやすく解説します。

そして、9月12日~9月18日の間で注目すべき記事は「<がん支持療法>副作用ケア拠点 国内初、静岡に開設」です。

これについて詳しく見ていきたいと思います。

 

<がん支持療法>副作用ケア拠点 国内初、静岡に開設

上の記事は見れなくなっているかもしれないので、その時は▼下記のリンクからどうぞ。
がん支持療法 副作用ケア拠点 国内初、静岡に開設(毎日新聞)

 

支持療法」ってお聞きになったことありますか?

初めて聞く方も多いと思うので、まずは「支持療法」について解説したいと思います。

国立がん研究センターが提供する「がん情報サービス」によると、

支持療法(しじりょうほう)

がんそのものに伴う症状や治療による副作用に対しての予防策、症状を軽減させるための治療のことです。

例えば、感染症に対する積極的な抗生剤の投与や、抗がん剤の副作用である貧血や血小板減少に対する適切な輸血療法、吐き気・嘔吐(おうと)に対する制吐剤(せいとざい:吐き気止め)の使用などがあります。

出典:がん情報サービス 国立がん研究センター

手術、抗がん剤、放射線治療などでは、辛さから治療が続けられなくなったり、後遺症が生活の支障となったりします。

こういった副作用や後遺症を予防・軽減し、治療の継続や患者の生活を支えるのが「支持療法」というわけです。

 

「支持療法」について分かったところで、今回のニュースを見ていきましょう。

日本での支持療法についての研究は、欧米に比べまだまだ少ないです。

厚生労働省が昨年12月に策定した「がん対策加速化プラン」でも、支持療法については「開発・普及が課題」と指摘され、同省研究班が指針作りに着手したところです。

 

そんな中、静岡県立静岡がんセンターが支持療法の国内初の拠点施設を立ち上げました。

静岡がんセンターは、2002年の開院当初から支持療法に取り組んできました。

最近では、外来で抗がん剤治療を受けながら仕事や学校での勉強などを続ける人が増えていることから、静岡がんセンターでは2016年8月末に化学療法センターを一部改修し、1フロアを使って新たに「支持療法センター」を開設することになりました。

「支持療法センター」は、個室治療14床、相談室2床を設け、治療中のプライバシーに配慮した設計になっています。

またがん化学療法認定看護師などの専門職が配置され、医師や管理栄養士、薬剤師、リハビリのスタッフなどのチームで患者のケアや指導を行ってくれます。

支持療法センター

支持療法センター内の様子。 出典:静岡がんセンター

静岡がんセンターの支持療法センターについて詳しく知りたい方は、▼以下のリンクをご参照ください。
国内初となる「支持療法センター」の設置について 静岡県立静岡がんセンター

 

また静岡がんセンターでは、通常の診療では十分にできない患者家族支援を集中して行う「患者家族支援センター」を4月から本格稼働しており、患者さんの悩みや負担を和らげる支援を行っています。

静岡がんセンターのお近くにお住まいのがん患者さんで、がんの症状や治療の副作用に悩まれている方、もしくは悩みや負担のある方は、静岡がんセンターへ行って相談してみてはいかがでしょうか。

 

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